新江ノ島水族館で動物たちに元気をもらった

私は就活奮闘中の大学4年生。3月に応募した大量のエントリーシートの不採用通知が押し寄せてくる。「就活氷河期じゃないから絶対大丈夫だよ!」なんて周りの人は言うけれど本人である私はそんな能天気にはいられないし、かといって暗い顔をして家族に迷惑もかけたくないし…。そんな葛藤がしばらく続き、ある夜海の夢を見ました。私はもともと泳ぐことが苦手なのですが、その夢の中ではスイスイと気持ちよく泳いでいるのです。そして美しいコバルトブルーの海の中で、クラゲはふわりふらりと浮遊し、イルカは楽しげに泳いでいました。そして目が覚め、決心しました。新江ノ島水族館に行こうと。

もう15年以上もいっていなかった水族館に思い立って行くのはとても不思議な感覚でした。思い切って当日のセミナーをキャンセルし、用意していたリクルートスーツをクローゼットに仕舞い、私服を着て家を出ました。電車の中で就活生を見ないように意識し、しばらくすると片瀬江ノ島駅に到着。遠足に来ていた元気な小学生たちに紛れ、私も入館しました。午前11:00頃です。せっかくなのでクラゲショー、イルカショーも見ようと思い、パンフレット片手に予定を決め、最初にクラゲショーを見ました。

一発目のクラゲショーでもう涙腺が緩んでしまいそうでした。それは水槽脇の壁にプロジェクターで映像を投影して、水槽に世界観を与えるショーになっているのですが、ナレーションの一つ一つに季節感があり大変情緒的なのです。はるか太古から生き延びて来たクラゲたちに思いを馳せ、すっかり虜になりました。続いてアシカ・イルカショー。アシカもイルカも、トレーダーさんたちにとっても忠実で、本当に可愛いです。中でも印象的だったのは失敗することもあると言うことです。アシカやイルカも人間と同様に個性があり、得意な技も不得意な技もあります。そして集中力の子も飽きっぽい子もいます。トレーダーさんはパートナーをしっかり理解し、「ちょっと苦手なんだよね」とか「昨日よりは上手くいったね」と話しかける姿に感動しました。

海動物たちは、懸命に生きていました。夢の中のクラゲやイルカが優雅に泳いで私を江ノ島に誘ったのは、何かのお告げだったのでしょうか。いずれにしろ彼らに元気をもらい、私も頑張ろうと思った1日でした。顔の骨格付近にできるニキビに効果があります